債権債務管理システムとは?|ディータイド


HOME債権債務管理いろは債権債務管理システムとは?仕訳判定の自動化がポイント

債権債務管理システムとは?仕訳判定の自動化がポイント

債権債務管理システムについてまとめ

そもそも「債権」や「債務」とは

債権債務管理システムを解説する前に、そもそも債権や債務とは何なのかを説明にいたします。

債権とは

「債権」とは、ある人やある法人(債権者)がある特定の人やある特定の法人(債務者)に、ある特定の行為、ある特定の物、金銭を請求することができる法定権利です。債務者の側から見た場合はこれは債権者に対する義務であり、「債務」と呼びます。

債務とは

「債務」とは、ある人やある法人(債務者)がある特定の人やある特定の法人(債権者)へ、ある特定の行為、ある特定の物、金銭を提供する義務を表す言葉です。債権者の側から見た場合はこれは債務者に対する権利であり、「債権」と呼びます。

債権債務管理とは?

債権の管理では、売掛残の管理(請求入金の未入金の管理)を行うことです。前受金、売上の前受残の管理を含む場合もあります。

債務管理はその逆で、買掛残の管理(購入支払いの未払金の管理)を行うことです。前払金、購入の前払残の管理を含む場合もあります。

債権債務管理システムとは

債権債務管理システムとは、会社全体、取引先毎、取引毎の債権と債務を正確適時に把握するためのシステムです。既存の会計パッケージと連携させることで、経理業務の効率化などさまざまなメリットを享受することができます。

もちろん、債権管理システムや債務管理システムといった、債権管理や債務管理に特化したシステムもあります。会社の方針や求める機能に応じて、それら3つの中からどのシステムを導入するか決めます。

債権管理システム

取引先や案件、科目、部門等のセグメント毎に債権を把握するためのシステム。請求に対する入金日/入金額、未入金額の管理や、売掛金、前受金の管理をします。取引先毎や請求書の単位で、入金消込ができる入金管理システムとしても利用できます。

債務管理システム

取引先や案件、部門等のセグメント毎に債務を把握するためのシステム。取引先から来た請求書に対する支払日/支払金額、未払金額の管理や、買掛金、前払金の管理をします。取引先毎や請求書の単位で、支払消込やFBデータの作成ができる支払管理システムとしても利用できます。

債権債務管理システム

債権と債務の両方を管理するためのシステム。

取引先への売上や入金などを管理するためのシステムが債権管理システムです。取引先への買掛や支払などを管理するためのシステムが債務管理システムです。その両方の管理が必要な場合は、債権債務管理システムを導入します。

当社の販売管理システムAllyは、この3種類からお選びいただけます。

通常の会計パッケージでも大まかに管理可能

大まかな債権債務管理は会計パッケージでできます。しかし、会計パッケージでは、入金が前受なのか売掛金に対する入金なのか判定ができません。また、支払金が前払なのか買掛金に対する支払なのか判定できません。そこで、債権債務管理システムを、多くの企業で導入されています。

例えば、売掛金や買掛金の補助科目等に取引先を設定し、取引先毎に売掛金残や買掛金残を把握することはできますが、一取引毎の債権や債務を会計パッケージで把握することは難しいです。

個別取引ごとに債権債務管理ができるシステムを導入することで、個別取引ごとに債権債務を把握することができます。

債権債務管理システムを導入するメリット

債権債務管理システムを導入すると、一取引毎に将来における回収予定や未回収滞留債権、支払予定も適時把握することが可能なので、その情報をもとに収支に関するトラブルが起こる前に行動を起こすことができるというメリットがあります。

また、業務上発生する前受金、預り金、前払金、立替金等の管理が一括管理できることで経理業務を効率化させます。

請求書印刷や口座振替データの作成、督促状の発行等回収手段を選択できるシステムも多く、様々な債権回収手段を選択できます。

支払振込の為のFB(ファームバンキング)ファイルの作成もでき、支払業務を正確に確実に行うことで支払の不備を無くすことができ、企業の信用を高めることにもつながります。

サブスクリプションサービスの債権管理システム

サブスクリプションサービスの債権管理システムとは、1ヶ月、3ヶ月、半年、もしくは1年間分の料金の請求書を漏らさず発行し、回収業務に対応するシステムであり、元帳、残高一覧、集計表等の基本帳票が出力され、サブスクリプションサービスの販売管理が行えます。

毎月や定期的に発生する定額の請求書の発行や入金消込の効率化ができ、また経理部門では売上計上や売掛金の消込、前受金の仕訳業務を行うことができるシステムです。

このような、さまざまなメリットがある個別取引で債権債務管理が行えるシステムの導入をお考えであれば、ぜひ弊社開発パッケージソフトのデモ実施をご依頼ください。

前受金の管理、定期・定額請求業務、入金業務、サービス業特有の売上按分計上の管理を効率化することに特化したAlly債権管理システムや、案件型サービス業特有の源泉金額自動計算、原価按分計上の管理を効率化するAlly債務管理システムがございます。また、債権管理と債務管理の両方を行える債権債務管理システムもございます。詳細はこちらをご覧ください。

製品・サービス

企業情報


クリックすると、このホームページ運営企業がTDB企業サーチで表示されます。
TDB企業コード:238007354

まずは、お電話もしくはフォームより、お問い合わせ・資料請求をください。デモのご依頼もお気軽にご相談ください。

03-5623-2664

電話受付時間 平日9:30~ 12:00 13:00~ 17:30
(祝祭日・休業日を除く月~金曜日)


PAGE TOP