サブスクの年間契約が途中解約になった場合の会計計上方法|債権債務管理いろは


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サブスクの年間契約が途中解約になった場合の会計計上方法

はじめに

お客様とのサブスクの年間契約が途中解約になった場合、最初の契約の取り決めによって2つの会計計上方法があります。

1. 未経過期間分の売上予定を一括で計上する

サブスクの年間契約では利用月毎に売上を計上しておりますが、契約期間の残りの対応する期間分の合計金額を解約月の翌月に雑収入等の科目で一括で計上します。

例えば、1年分の契約で、6ヶ月経過後に解約した場合、残りの6ヶ月分の費用を計上します。

契約金額120,000、契約期間2024/1~2024/12

1月 売上10,000

2月 売上10,000

3月 売上10,000

4月 売上10,000

5月 売上10,000

6月 売上10,000 6月にて解約

 

7月 雑収60,000

2. 未経過期間分の売上予定分を返金する

サブスクの年間契約では利用月毎に売上を計上しておりますが、契約期間の残りの対応する期間分のサービス分の金額返金します。

例えば、1年分の契約で、6ヶ月経過後に解約した場合、残りの6ヶ月分のサービス分の金額を返金します。

契約金額120,000、契約期間2024/1~2024/12

1月 売上10,000

2月 売上10,000

3月 売上10,000

4月 売上10,000

5月 売上10,000

6月 売上10,000 6月にて解約

 

7月 返金60,000

3. どちらの方法を選択するべきか

どちらの方法を選択するべきかは、契約内容や解約理由などを考慮して決定する必要があります。

サブスクの年間契約が途中解約になった場合、税務上の処理にも注意が必要です。具体的には、未経過期間分の費用を収益として計上できるかどうかは、契約内容や解約理由などを考慮して判断する必要があります。

まとめ

        

サブスクの年間契約が途中解約になった場合、会計処理と税務処理に注意が必要です。具体的な処理方法は、契約内容や解約理由などを考慮して決定する必要があります。

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